エスイー、前期経常を一転2％減益に下方修正

　エスイー <3423> [ＪＱ] が4月27日大引け後(15:00)に業績修正を発表。20年3月期の連結経常利益を従来予想の11.5億円→10.6億円(前の期は10.7億円)に7.8％下方修正し、一転して1.8％減益見通しとなった。

　会社側が発表した下方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結経常利益も従来予想の7.8億円→6.9億円(前年同期は8.5億円)に11.5％減額し、減益率が8.0％減→18.6％減に拡大する計算になる。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
　　売上高につきましては、前回発表予想を若干上回る見込みでありますが、営業利益および経常利益につきましては、人材確保や物流コストの増加、連結対象子会社での海外物件の受注減少の影響などから、前回発表予想を下回る見込みであります。　また、親会社株主に帰属する当期純利益については、特別損失において、上記による投資有価証券評価損を計上することにより、前回発表予想を下回る見込みとなりました。　配当予想につきましては、前回予想（期末配当10円）からの変更はありません。（注）　上記の業績予想は、本資料の発表日現在入手可能な情報に基づき判断したものであり、実際の業績は、今後様々な要因によって予想数値と異なる結果となる可能性があります。