シキボウ、前期経常を16％下方修正

　シキボウ <3109> が4月24日大引け後(16:30)に業績修正を発表。20年3月期の連結経常利益を従来予想の19億円→16億円(前の期は21.1億円)に15.8％下方修正し、減益率が10.0％減→24.2％減に拡大する見通しとなった。

　会社側が発表した下方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結経常利益も従来予想の11.6億円→8.6億円(前年同期は11.6億円)に25.7％減額し、一転して25.2％減益計算になる。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
　　2020年３月期通期の連結業績は、繊維セグメントにおいて、原糸販売の低迷、暖冬による衣料品・寝装品の消費低迷、ユニフォーム事業では備蓄アパレルの在庫調整による影響に加えて、２月以降、新型コロナウイルスの世界的な感染拡大に伴う海外生産品の納期遅延、消費マインドの低下等、第４四半期の業績が当初計画より大きく落ち込み、売上高、利益ともに減少する見込みです。　同様に、不動産・サービスセグメントにおいても、リネンサプライ事業が、新型コロナウイルスの感染拡大に伴い、２月以降、ホテルの稼働率が急激に低下した影響を受け、売上高、利益ともに減少する見込みです。　これらの状況を踏まえ、前回発表の連結業績予想値を修正いたします。　なお、本業績予想の修正に伴う年間配当予想額の変更は行いません。（注）業績予想については、本資料の発表日現在において入手可能な情報に基づき作成したものであり、実際の業績等は、今後様々な要因によって予想数値と異なる結果となる可能性があります。