日カン、前期経常を49％下方修正

　日本製罐 <5905> [東証２] が4月24日大引け後(15:00)に業績修正を発表。20年3月期の連結経常利益を従来予想の1億9000万円→9700万円(前の期は2億0300万円)に48.9％下方修正し、減益率が6.4％減→52.2％減に拡大する見通しとなった。

　会社側が発表した下方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結経常利益も従来予想の1億8000万円→8700万円(前年同期は1億0900万円)に51.7％減額し、一転して20.2％減益計算になる。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
　　ゴールデンウィーク・G20・盆休み等の稼働日減、夏場の長雨・台風災害・暖冬、消費税増税・食品ロス削減推進法等で売上が減少したこと、及びホワイト物流や働き方改革による運賃コストの増加、印刷費やラミネートフィルムの値上げのコスト増加の転嫁が不十分の為、利益を押し下げる結果となりました。　※上記の業績予想は、本資料の発表日現在において当社が入手可能な情報に基づき作成したものであり、実際の業績は今後の様々な要因によって予想数値と異なる可能性があります。