2月の平均値幅は0.7円程度
先週の米ドル/円は反落。週初こそ110.775で寄り付き翌24日には111.725まで上昇いたしましたが、その後は新型コロナウィルスの拡大によるリスクオフで107.750まで下落しました。
先週末には、2兆ドル規模の景気対策法が米下院で可決され、その後、トランプ米大統領が署名、今後も各国の景気対策が打ち出されると思われます。
ただし、それ以上に新型コロナウィルスの景気への影響は大きいと考えられ、事実、米ドル/円相場は2月の1日の平均値幅(高値と安値の差の1ヵ月平均)は0.73円に対し、3月に入ってからは2.2円程度とボラティリティが拡大しています。
テクニカル的な観点では、価格が一目の雲、200日移動平均線の下、基準線の上に位置しており、基準線が下向きとなっているため、200日移動平均線の位置する108.330、転換線の位置する109.238がレジスタンス、基準線の位置する106.448がサポートと考え、ストキャスティクスが下降基調となっているため戻り売りを考えたいところです。
このコメントは弊社チーフテクニカルアナリスト山口の個人的な見解で、内容を保証するものではありません。また、売買を推奨するものでもありません。ご理解のほどよろしくお願いいたします。
先週末には、2兆ドル規模の景気対策法が米下院で可決され、その後、トランプ米大統領が署名、今後も各国の景気対策が打ち出されると思われます。
ただし、それ以上に新型コロナウィルスの景気への影響は大きいと考えられ、事実、米ドル/円相場は2月の1日の平均値幅(高値と安値の差の1ヵ月平均)は0.73円に対し、3月に入ってからは2.2円程度とボラティリティが拡大しています。
テクニカル的な観点では、価格が一目の雲、200日移動平均線の下、基準線の上に位置しており、基準線が下向きとなっているため、200日移動平均線の位置する108.330、転換線の位置する109.238がレジスタンス、基準線の位置する106.448がサポートと考え、ストキャスティクスが下降基調となっているため戻り売りを考えたいところです。
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