新興市場銘柄ダイジェスト:モブキャストは急伸、ナガオカがストップ高

配信元:フィスコ
投稿:2020/03/10 17:24
<6239> ナガオカ 998 +150
ストップ高。19年9月に公表済みのベトナム現地法人の設立手続きが完了したと発表している。事業内容は取水用スクリーンの製造及び販売。東南アジアの顧客から「ナガオカ・スクリーン」など同社製品に対する需要が増加しており、価格競争力の強化や製造拠点の分散を図る。

<3664> モブキャスト 214 -24
急落。第三者割当で新株予約権6万個(潜在株式数600万株)を発行すると発表している。割当予定先はSBI証券で、割当日は25日。調達資金(差引手取概算額)の約15.3億円は子会社の財務基盤強化や開発費、新規事業投資資金などに充当する。新株予約権の発行で将来の株式価値が希薄化するとの懸念が広がっている。

<2160> GNI 1235 +104
一時ストップ高。中国子会社の北京コンチネント薬業有限公司が、同国の武漢市同済病院が行っている臨床研究に抗線維化薬のピルフェニドンを提供していると発表している。新型コロナウイルスに対するピルフェニドンの有効性と安全性を評価するため。具体的な研究結果は武漢市同済病院に帰属するとしているが、将来の成長に資する可能性があるとの期待から買いが入ったようだ。

<4875> メディシノバ 388 +6
6日ぶり反発。 重症肺炎及び急性呼吸窮迫症候群を対象とするMN-166(イブジラスト)の開発を開始すると発表。今回の開発は2月に公表済みの動物モデルスタディの良好な結果に基づくもの。同社は「インフルエンザやコロナウイルスの世界的流行を考慮すると、重症肺炎やARDSなどへの効率的で安全な治療法を開発することは非常に重要」との見解を示している。

<6040> スキー場開発 716 +83
反発。40万株(2.7億円)を上限に自社株を取得すると発表している。発行済株式総数(自社株を除く)に対する割合は2.51%。取得期間は10日から31日まで。資本効率の向上のほか、M&Aやアライアンスへの活用などを視野に入れた機動的な資本政策を遂行することが目的。前日に上場来安値(631円)を付けており、下げすぎとの見方も買い戻しにつながった。

<4490> ビザスク 1335 -
公開価格(1500円)を12.7%下回る1310円で初値を付けた。主な事業はビジネス分野に特化したナレッジシェアリングプラットフォームの運営。20年2月期の営業利益予想は前期比137.9%増の0.60億円。法人クライアントの依頼に基づきアドバイザーをマッチングするスポットコンサル設営サービス「ビザスクinterview」を軸に利益拡大を目指す。第3四半期累計の実績は0.61億円だった。 <ST>
配信元: フィスコ

関連銘柄

銘柄 株価 前日比
2,953.0
(11/27)
+145.0
(+5.16%)
38.0
(11/27)
-2.0
(-5.00%)
1,204.0
(11/27)
-18.0
(-1.47%)
298.0
(11/27)
-23.0
(-7.16%)
997.0
(11/27)
-10.0
(-0.99%)
1,065.0
(11/27)
-2.0
(-0.18%)