【買い】長大（9624）

売られ過ぎからの反発局面

【公共工事に強みを発揮】
公共工事関係に強い建設コンサルタント。今9月期は人件費などコスト負担増で一時的に収益はダウンする見通しも、建設コンサルタントビジネスの中期成長力そのものに陰りは見られない。依然として、国土強靭化政策の推進が強みを発揮する場面。

【スマートシティ構想】
IoT（Internet of Things）、ロボット、人工知能（AI)、ビッグデータという現代社会の在り方に影響を及ぼす新たな技術の開発が進んでおり、先端技術を産業や社会生活の様々な場面で活用する取組みが進められている。経済発展と社会的課題の解決を両立していく新たな社会「Society 5.0」（超スマート社会）が提唱されており、日本の都市計画においても、官民合わせての取り組みが始まっているが、国土交通省のスマートシティモデル事業で、事業の熟度が高く、全国の牽引役 となる先駆的な取組を行う「先行モデルプロジェクト」のメンバーとしての取り組みも。
内閣府や総務省、経済産業省、国土交通省と共同で設立した「スマートシティ官民連携プラットフォーム」のメンバー企業。

【テクニカル】
昨年10月高値1420円から3月6日の安値869円までの下落率は38.8％。
25日移動平均線からのマイナス乖離率は、なんと19.8％と売られ過ぎ水準。
PBRは0.57倍、予想配当利回りは4.54％。