日金銭が大幅続落、体制再構築費用の計上で20年3月期業績予想を下方修正

配信元:みんかぶ
著者:MINKABU PRESS
投稿:2020/03/06 13:24
 日本金銭機械<6418.T>が大幅続落している。5日の取引終了後、20年3月期の連結業績予想について、営業損益を5億2000万円の赤字から10億円の赤字(前期19億7300万円の黒字)へ、最終損益を10億6000万円の赤字から21億5000万円の赤字(同12億8800万円の黒字)へ下方修正したことが嫌気されている。

 同社では、ドイツでのゲーミング法改正による需要の反動減や、国内遊技場向機器事業での「風俗営業等の規制及び業務の適正化等に関する法律施行規則及び遊技機の認定及び型式の検定等に関する規則の一部を改正する規則」などへの対応の影響などで11月に通期見通しの下方修正を発表。これを受けて、来期以降の業績回復を目指して拠点、人員、在庫、資産などの再配置や最適化を含む体制の再構築を実施するための費用を計上することになり、これが損益を悪化させるという。なお、売上高は259億円(同17.2%減)の従来見通しを据え置いている。

出所:MINKABU PRESS
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