窓あけ下落で、下降トレンドに
日経平均株価は2月28日金曜日、2万1,142円で取引を終えました。
前回「ボラティリティがさらに縮小してもみ合う動きになる可能性も。もみ合いが続く間は逆張り戦略の短期売買でよい。ただ、新トレンドの発生、レンジブレイクに備えてムダな売買を避けてもよい」と解説しました。
株価はレンジをブレイクして節目を次々とぶち破って大幅に下落。2月28日には一時2万0,916円まで値下がりしました。
米国の株式市場は大幅安の一週間でした。
ドル円相場はドル売りが進んだ週でした。
気になるのは、日経平均株価の今後の動きです。
チャートを分析する限りでは、三連休明けは窓をあけて大幅な下落での寄り付きになりました。ボリンジャーバンドではボラティリティの拡大とともに新たな下降トレンドが発生し、節目を次々と破る大幅な下落になりました。10月の上昇時にあけた窓を埋めましたが、2018年からの株価上昇を1週間で帳消しにしました。
目標上値は2万2,050円、下値は2万0,550円、それぞれプラスマイナス250円とします。
節目の2万1,000円を割れたタイミングで出来高が増加し、騰落レシオ53.31もリーマンショック以来の水準に。株価の下落幅は13%程度ですが、信用評価損益率も低下が続いていて、数値的には多くの指標が底打ち目安に到達しています。
ところで、株価下落の背景を考えてみると・・・
新型コロナウイルスの感染が世界各国に拡大しています。米国の株式市場の大幅下落をはじめ、世界の株式市場が全面安になりました。ニューヨークダウは予防的利下げ以降に発生した昨年秋からの株価上昇をすべて帳消しにしました。
米国10年債の利回り低下が続いていて、リスクオフが進み、ドル円相場では1米ドル108円台まで円が買われる、いつもの動きに戻っています。
日経平均株価は長期的なトレンドが転換したわけではありませんが、長期的な天井パターンを形成する可能性も考えられます。ボラティリティが高い状況が続いていますし、長期的なトレンドも確認したいです。
トレンドフォロー戦略では、足元の下降トレンドが落ち着き、ボラティリティの縮小を待ちたいところ。当面は逆張り戦略の短期売買でリバウンドを上昇もしくは戻り売りを基本戦略とし、落ち着いてからの参戦でよいでしょう。売り気配買い気配が日々入れ替わる状況ですし、3月のメジャーSQも控えていますので、ムダな売買はを避けてもよいでしょう。
前回「ボラティリティがさらに縮小してもみ合う動きになる可能性も。もみ合いが続く間は逆張り戦略の短期売買でよい。ただ、新トレンドの発生、レンジブレイクに備えてムダな売買を避けてもよい」と解説しました。
株価はレンジをブレイクして節目を次々とぶち破って大幅に下落。2月28日には一時2万0,916円まで値下がりしました。
米国の株式市場は大幅安の一週間でした。
ドル円相場はドル売りが進んだ週でした。
気になるのは、日経平均株価の今後の動きです。
チャートを分析する限りでは、三連休明けは窓をあけて大幅な下落での寄り付きになりました。ボリンジャーバンドではボラティリティの拡大とともに新たな下降トレンドが発生し、節目を次々と破る大幅な下落になりました。10月の上昇時にあけた窓を埋めましたが、2018年からの株価上昇を1週間で帳消しにしました。
目標上値は2万2,050円、下値は2万0,550円、それぞれプラスマイナス250円とします。
節目の2万1,000円を割れたタイミングで出来高が増加し、騰落レシオ53.31もリーマンショック以来の水準に。株価の下落幅は13%程度ですが、信用評価損益率も低下が続いていて、数値的には多くの指標が底打ち目安に到達しています。
ところで、株価下落の背景を考えてみると・・・
新型コロナウイルスの感染が世界各国に拡大しています。米国の株式市場の大幅下落をはじめ、世界の株式市場が全面安になりました。ニューヨークダウは予防的利下げ以降に発生した昨年秋からの株価上昇をすべて帳消しにしました。
米国10年債の利回り低下が続いていて、リスクオフが進み、ドル円相場では1米ドル108円台まで円が買われる、いつもの動きに戻っています。
日経平均株価は長期的なトレンドが転換したわけではありませんが、長期的な天井パターンを形成する可能性も考えられます。ボラティリティが高い状況が続いていますし、長期的なトレンドも確認したいです。
トレンドフォロー戦略では、足元の下降トレンドが落ち着き、ボラティリティの縮小を待ちたいところ。当面は逆張り戦略の短期売買でリバウンドを上昇もしくは戻り売りを基本戦略とし、落ち着いてからの参戦でよいでしょう。売り気配買い気配が日々入れ替わる状況ですし、3月のメジャーSQも控えていますので、ムダな売買はを避けてもよいでしょう。