●日本がどん尻?
引き続き、新型コロナウイルス関連のリスクオン・オフに各プロダクトは振り回されています。ただ気になるのは、今回のウイルスの根源である中国市場以上に日本株が下げていること。先だって発表されたGDP(すでに過去のものではありますが)は予想外のマイナス幅。あくまでも昨年10~12月期のものであり、今回のウイルス問題は含まれていません。ここにきて、米国の1強は変わらず、中国が脱落、欧州、日本もといった構図になっています。ただでさえ日本は消費増税のあおりで個人消費意欲が急減、昨日は黒田総裁も追加緩和に言及しており、日本買いは難しい状況と言えそうです。GPIFのサポートが無ければ…。さりとて、GPIFもいつまでも買い支えることは難しいのでは?と考えてしまいます。