川辺<8123>は13日、2020年3月期第3四半期(19年4月-12月)連結決算を発表した。売上高が前年同期比4.9%減の114.04億円、営業利益が同64.9%減0.50億円、経常利益が同37.7%減の1.60億円、親会社株主に帰属する四半期純利益が同28.8%減の1.13億円となった。
身の回り品事業について、前四半期に続き当期間においても主要販売先である百貨店の地方・郊外での閉店が度重なり、小物・雑貨売り場の縮小や移動、取引形態の変更等の売場環境の変化も伴い身の回り品事業のマーケットは厳しい環境となった。ハンカチーフの売上高は前年同期比4.7%減となった。新ブランドの投入と積極的なイベント展開の継続により売上の拡大を図ったが、2019年9月の増税前の駆け込み需要に伴う反動減が大きく影響した。スカーフ・マフラーの売上高は同10.4%減となった。ハンカチーフと同様に消費増税の影響から消費マインドが大きく低下し、併せてシーズン通して暖冬であった気候的要因から防寒商材が振るわなかった。タオル・雑貨の売上高は前年同期比1.0%増となった。TV通販、Eコマースにおける販売が順調に推移した。
フレグランス事業の売上は前年同期比4.5%減となった。百貨店及び直営店において、消費増税後の売上高が大幅な減少となった。年末のギフト需要による売上の回復や、前年並みに推移したホールセール部門による売上でそのマイナスをカバーするには至らなかった。
2020年3月期通期の連結業績予想については、売上高が前期比0.4%増の163.00億円、営業利益が同78.6%増の4.00億円、経常利益が同47.8%増の5.50億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同25.0%増の3.30億円とする期初計画を据え置いている。
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身の回り品事業について、前四半期に続き当期間においても主要販売先である百貨店の地方・郊外での閉店が度重なり、小物・雑貨売り場の縮小や移動、取引形態の変更等の売場環境の変化も伴い身の回り品事業のマーケットは厳しい環境となった。ハンカチーフの売上高は前年同期比4.7%減となった。新ブランドの投入と積極的なイベント展開の継続により売上の拡大を図ったが、2019年9月の増税前の駆け込み需要に伴う反動減が大きく影響した。スカーフ・マフラーの売上高は同10.4%減となった。ハンカチーフと同様に消費増税の影響から消費マインドが大きく低下し、併せてシーズン通して暖冬であった気候的要因から防寒商材が振るわなかった。タオル・雑貨の売上高は前年同期比1.0%増となった。TV通販、Eコマースにおける販売が順調に推移した。
フレグランス事業の売上は前年同期比4.5%減となった。百貨店及び直営店において、消費増税後の売上高が大幅な減少となった。年末のギフト需要による売上の回復や、前年並みに推移したホールセール部門による売上でそのマイナスをカバーするには至らなかった。
2020年3月期通期の連結業績予想については、売上高が前期比0.4%増の163.00億円、営業利益が同78.6%増の4.00億円、経常利益が同47.8%増の5.50億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同25.0%増の3.30億円とする期初計画を据え置いている。
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