昨年4月高値を目指す展開か
メキシコペソ/円が下値しっかりの相場展開となっています。
別図チャートを見ると、1) 26週MA(移動平均線)が右肩上がりであること、2) 遅行スパンがローソク足を上放れる“好転”となっていること、3) ローソク足の下方に青色の雲(=サポート帯、先行スパン)があること、そして、4) DMI(方向性指数)で+DI>-DIとなっている(別図赤色点線丸印)ことから、メキシコペソ/円・週足チャートでは緩やかな上昇トレンドを示すチャート形状となっていることが視認できます。
また、a) BB(ボリンジャーバンド)・±2σラインが26週MAに対してパラレルで推移していること、そして、b) ローソク足がBB・+1σラインと同・+2σラインの間を推移する“上昇バンドウォーク”となっていることから、これからの時間のメキシコペソ/円は、徐々に上値を切り上げる動きとなりそうです。
喫緊のポイントは、ローソク足がパラボリック・SAR(ストップ・アンド・リバース、≒5.896円※)にタッチするか否か。(※14日時点当社Bid値)
これからの時間にかけて、ローソク足がSARにタッチ(=5.896円超え)した場合は、「SARの買いサインへの転換」→「上昇モメンタムのさらなる強まり」となる可能性も。
その場合、次なる上値メドは、昨年4月時高値である「5.977円」(別図青色三角印)となりそうです。
いずれにしても、当面のメキシコペソ/円は、押し目買い戦略がワークする相場付きとなりそうです。