ネットワン急伸、２０年３月期最終利益予想を下方修正も不正行為の影響判明で安心感

　ネットワンシステムズ<7518.T>が急伸している。この日の寄り前、２０年３月期の連結業績予想について、売上高を１８７５億円から１８８０億円へ、最終利益を１０２億円から９４億円へ修正した。同社では、国税局から一部取引について納品の事実が確認できない疑義があるとの指摘を受け、業績への影響が警戒されていたが、その影響額を織り込んだ見通しが出されたことで買い安心感が強まったようだ。なお、営業利益は１５０億円（同の従来見通しを据え置いている。

　同時に、同不正行為の調査に時間を要していることから、延期していた第３四半期の決算発表を再延期するとあわせて発表した。

出所：MINKABU PRESS