2020年2月10日~14日までの市場見通し
ヤフーニュースでご覧になった方も多いと思いますが、いよいよ新型肺炎主因のコロナウイルスが中国の生物兵器だったのではないかという報道がなされるようになりました。
一部の専門家からは相当早くからエビデンスも伴った指摘がなされており、実験に使った動物の処分引き受け業者の転売説、党反覆を狙う不満分子説、など所説の指摘があります。反中国の外国勢力の陰謀説も考えられます。
いずれにしても中国共産党/習近平体制下での危ないウイルス大流行に警鐘を鳴らし処分されていた医師/李文亮氏が新型肺炎に罹患後、死亡したことで騒動のフェーズが共産党/習近平体制批判に転換。
湖北省のアメリカ人が2月6日に死亡したなどから欧米にも批判が伝播する仕掛けにスイッチが入る展開が考えられます。
次に起こりえることは
●共産党/習近平体制に対する国民的運動、すなわち中国版「アラブの春」
●中国共産党と一心同体の中国軍が習近平体制に対して反旗を翻す
●それが起こりえるタイミング=習近平氏の日本への国賓待遇招待で本土を留守にする間
※もし、習近平氏の訪日中止なら、国内状況の悪さを察知した投資家による中国関連株売り並びにチャイナショックに備える動きが強まる
ということが考えられます。
どれか一つでも実現する場合は「終わりは始まり」と同義なので、恰好の投資タイミングととらえるべきでしょう。
当面、中国の経済活動は中断で、日本における関連株にはサシに似た安値があり得ると思います。チャンスとして生かせるか、おろおろするばかりか、投資家としての器量がモノを言いそうですね。
さて、先週の予想では
相場展開は記述した展開となりました。
トランプ大統領の一般教書演説や新型肺炎治療薬を米企業が開発のニュースなどで上振れ%は大きくなりました。
今週は改めて中国経済の深刻度が意識される週、
新型コロナウイルス拡大への懸念の第2派として米国株式市場でも利確売りが生じており疑心暗鬼も強い点を重視し
目標上値は2万4,140円
下値は2万3,320円
それぞれ1.5%程度の振れ幅を考慮しておきたいところです。
滞留時間としては23440円あたりでもみ合う場面も多いと見ます。
中国経済が世界に与える影響度を今一度検証し、投資に生かしたいですね。
世界の工場・中国の稼働が低下するリスクはそのまま日米欧には大チャンスでもあります。ぜひ、よい企業の株主になれるようにしたいものですね。