三井化学が上げ幅を拡大、550万株を上限とする自社株買いを実施へ

配信元:みんかぶ
著者:MINKABU PRESS
投稿:2020/02/05 13:16
 三井化学<4183.T>が後場上げ幅を拡大している。午後1時ごろに上限を550万株(発行済み株数の2.82%)、または100億円とする自社株買いを発表しており、これを好材料視した買いが入っている。取得期間は2月6日から5月13日までで、株主還元の充実と資本効率の向上が目的という。

 同時に、20年3月期の連結業績予想について、売上高を1兆3650億円から1兆3550億円(前期比8.6%減)へ、営業利益を840億円から760億円(同18.7%減)へ下方修正した。ナフサなどの原燃料価格下落に伴う販売価格低下の影響に加えて、基盤素材事業で、主にオレフィンやフェノールの海外市況が下落し、販売単価が下落したことも響いたという。

 なお、同時に発表した第3四半期累計(19年4~12月)決算は、売上高9990億5200万円(前年同期比10.4%減)、営業利益530億600万円(同29.0%減)だった。

出所:MINKABU PRESS
配信元: みんかぶ

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