兼松、今期税引き前を一転4%減益に下方修正

配信元:株探
投稿:2020/02/05 11:30
 兼松 <8020> が2月5日昼(11:30)に決算(国際会計基準=IFRS)を発表。20年3月期第3四半期累計(4-12月)の連結税引き前利益は前年同期比14.5%減の178億円に減った。
 併せて、通期の同利益を従来予想の300億円→280億円(前期は291億円)に6.7%下方修正し、一転して4.0%減益見通しとなった。

 会社側が発表した下方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結税引き前利益も従来予想の157億円→137億円(前年同期は143億円)に12.7%減額し、一転して4.0%減益計算になる。

 直近3ヵ月の実績である10-12月期(3Q)の連結税引き前利益は前年同期比40.0%減の36.4億円に落ち込み、売上営業利益率は前年同期の3.5%→2.3%に悪化した。

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