デジアーツは反落、公共向け案件のずれ込みなど響き20年3月期業績予想を下方修正

配信元:みんかぶ
著者:MINKABU PRESS
投稿:2020/02/03 09:43
 デジタルアーツ<2326.T>は反落し昨年来安値を更新した。1月31日の取引終了後、20年3月期の連結業績予想について、売上高を68億円から55億円(前期比5.8%減)へ、営業利益を33億円から20億5000万円(同22.0%減)へ、純利益を22億7700万円から14億3000万円(同27.1%減)へ下方修正し増益予想から一転して減益予想としたことが嫌気されている。

 Windows7のサポート期限到来に伴いパソコン切り替え需要が著しく増加し、販売代理店がパソコンの販売に注力している状況が想定以上に続き、新規の大型案件獲得が一定程度に収まっていることが要因。また、児童生徒向けの1人1台の学習用端末となどを整備する構想が補正予算案が盛り込まれたことで、公共向け市場で交渉中の案件の内容に見直しが行われ、第4四半期に獲得を見込んでいた案件が21年3月期にずれ込む見込みであることなども響くとしている。

 なお、同時に発表した第3四半期累計(19年4~12月)決算は、売上高41億4100万円(前年同期比0.6%減)、営業利益16億4800万円(同1.6%減)、純利益11億2800万円(同20.4%減)だった。

出所:MINKABU PRESS
配信元: みんかぶ

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