正興電がカイ気配で水準切り上げる、今12月期業績急拡大で5G活用の展開材料も◇
正興電機製作所<6653.T>が全体下げ相場に抗し気配値で水準を切り上げている。同社は電力向け受変電設備を手掛け、九州電力<9508.T>や日立製作所<6501.T>などへの納入で実績が高い。同社が31日取引終了後に発表した20年12月期の業績予想は前期比65%増の15億円と急拡大見通しにあり、これがポジティブサプライズを呼んだ。電力向け制御システムなどが収益を牽引し大幅増益を見込む。また、同社は新規事業として発電所巡回ロボットなども手掛けており、今後は5G活用のロボット警備サービスなどに期待がかかる。
(注)タイトル末尾の「◇」は本文中に複数の銘柄を含む記事を表しています。
出所:MINKABU PRESS
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