横河ブＨＤが大幅続伸、２０年３月期利益予想及び配当予想を上方修正

　横河ブリッジホールディングス<5911.T>は大幅続伸、一時約１２％高の２１４４円に買われた。２９日の取引終了後、２０年３月期連結業績予想について、営業利益を１１２億円から１２０億（同１４．２％増）へ、純利益を７８億円から８４億円（同１１．５％増）へ上方修正した。これを好感した買いが流入している。

　エンジニアリング関連の一部案件の契約の遅れや着工の延期などの影響で売上高は１４６０億円から１４２０億円（前期比０．１％増）へ下方修正した。ただ、橋梁事業の損益改善が進み利益拡大に寄与する見通し。

　また、業績予想の修正に伴い、従来１４円を予定していた期末配当を３円増配して２０円、通期では３７円とすることをあわせて発表したことも材料視されている。前期実績に対して７円増となる予定だ。

　なお、同時に発表した第３四半期累計（１９年４～１２月）決算は、売上高１０１５億８０００万円（前年同期比５．１％減）、営業利益８９億３５００万円（同４．２％増）、純利益６０億９２００万円（同１２．１％増）だった。

出所：MINKABU PRESS