ETF売買動向＝30日前引け、ｉＳ米債７、Ｈ株ベアが新高値

　30日前場の上場投資信託（ETF）および指数連動証券（ETN）の売買状況は、ETF・ETN合計の売買代金が前日比5.6％増の1393億円。うち、日経平均株価に連動するETF（ベアETF・レバレッジETFを含む）20銘柄の売買代金は同10.3％増の1275億円だった。

　個別では中国Ｈ株ベア上場投信 <1573> 、ｉシェアーズ・コア米国債７－１０年　ＥＴＦ <1656> が新高値。

　そのほか目立った値動きではＮＥＸＴ　日経平均ＶＩ先物 <2035> が4.19％高と大幅な上昇。

　一方、ＷｉｓｄｏｍＴｒｅｅ　貴金属バスケット <1676> は11.91％安、ＷｉｓｄｏｍＴｒｅｅ　パラジウム上場投資信託 <1675> は8.40％安、ＵＢＳ　先進国株 <1394> は4.95％安、マザーズ・コア上場投信 <1563> は4.23％安、ＮＥＸＴ　原油ブル <2038> は3.29％安と大幅に下落した。

　日経平均株価が365円安と急落するなか、日経平均に連動するETFでは、ＮＥＸＴ日経平均レバレッジ <1570> が売買代金837億5900万円となり東証全銘柄でトップ。過去5営業日における前引け時点の平均売買代金795億1600万円も上回った。

　その他の日経平均ETFではＮＥＸＴ　日経平均ダブルインバース・インデックス <1357> が224億6200万円、日経平均ブル２倍上場投信 <1579> が40億9400万円、日経平均ベア２倍上場投信 <1360> が40億2100万円、日経２２５連動型上場投資信託 <1321> が30億7400万円、日経平均ベア上場投信 <1580> が17億5400万円の売買代金となった。

株探ニュース