日立化、今期税引き前を11%下方修正

配信元:株探
投稿:2020/01/28 15:00
 日立化成 <4217> が1月28日大引け後(15:00)に決算(国際会計基準=IFRS)を発表。20年3月期第3四半期累計(4-12月)の連結税引き前利益は前年同期比33.3%減の234億円に落ち込んだ。
 併せて、通期の同利益を従来予想の325億円→290億円(前期は405億円)に10.8%下方修正し、減益率が19.8%減→28.4%減に拡大する見通しとなった。

 会社側が発表した下方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結税引き前利益も従来予想の174億円→139億円(前年同期は172億円)に20.1%減額し、一転して19.1%減益計算になる。

 直近3ヵ月の実績である10-12月期(3Q)の連結税引き前利益は前年同期比29.5%減の83.6億円に減り、売上営業利益率は前年同期の6.3%→4.8%に悪化した。

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