午前:債券サマリー 先物朝高後反落、利益確定売りが優勢

配信元:みんかぶ
著者:MINKABU PRESS
投稿:2020/01/24 12:15
 24日午前の債券市場で、先物中心限月3月物が朝高後、値を消す展開となっている。
 
 新型肺炎の感染拡大懸念を背景に米国市場で長期金利が低下した流れを引き継いだ買いが先行した。ただ、世界保健機関(WHO)の新型肺炎に対する緊急事態宣言を見送ったことを受けて、過度の警戒感が和らぎ、利益確定売りなどに押された。この日、財務省による残存期間が1年超5年以下の流動性入札が予定されている。

 午前11時の先物3月限の終値は前営業日比5銭安の152円32銭。出来高は1兆4894億円となった。現物債の利回りは、10年債が前営業日比横ばいのマイナス0.025%、20年債が同0.005%低下の0.265%だった。

出所:MINKABU PRESS
配信元: みんかぶ