【売り】オリエンタルランド(4661)上値の重い展開が継続か=フェアトレード西村剛

著者:西村剛
投稿:2020/01/19 07:36

■注目銘柄:【売り】オリエンタルランド(4661)

■注目理由
10月30日に第2四半期決算を発表。前年度にディズニーランド35周年イベントを実施した反動でグッズ販売などが伸び悩んだことから減収減益となっている。一方でGW10連休や今年オープンした新アトラクションが好調で入園者数は過去最高を記録した昨年度を上回る水準で推移しており、今期業績予想を上方修正しているが、減収減益の見込みで、これを受け同社株は大幅に下落している。

■テクニカル分析
第3四半期決算発表以降、同社株は上値の重い展開が続いている。直近は反発局面に入っていたが、16000円で上値が抑えられている。また、RSI(9日)も72.8%と過熱感が強く、もうしばらく様子見をしたいと判断した。

■事業概要
東京ディズニーリゾートの運営を手がける。時価総額約5兆7000億円。PER約68倍 PBR約6倍

■足もとの業績
直近発表の2020年3月期第2四半期決算では、売上高2484億28百万円(前年同期比-0.9%)、営業利益609億39百万円(同-1.5%)、純利益430億84百万円(同-0.7%)となっている。

■システムトレード分析
システムトレードの検証では、同社株の1月4週の勝率が25%(4勝12敗)となっており、1月4週は株価が上がりやすい傾向が見られる。1月4週の投資銘柄として注目しておきたい
西村剛
フェアトレード株式会社 代表取締役
配信元: 達人の予想

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