カオナビ、今期最終を赤字拡大に下方修正

　カオナビ <4435> [東証Ｍ] が1月17日大引け後(16:00)に業績修正を発表。20年3月期の最終損益(非連結)を従来予想の3億0500万円の赤字→3億7700万円の赤字(前期は9600万円の赤字)に下方修正し、赤字幅が拡大する見通しとなった。

　会社側が発表した下方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の最終損益も従来予想の2億9800万円の赤字→3億7000万円の赤字に下方修正し、赤字幅が拡大する計算になる。

　※業績予想がレンジで開示されている場合は、レンジの中央値に基づいて記事を作成しています。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
　　当社は、事業拡大に伴う社員数増加への対応や顧客の利便性向上などを図ることにより、事業のさらなる競争力の強化を目的に本社の移転を決議しました。これに伴い、2020 年３月期の第３四半期会計期間に、現本社の建物及び敷金未償却部分に関して、減損損失を約72 百万円計上する見込みであることから、2020 年３月期の通期業績予想を修正いたします。　なお、当社は、2020 年１月１日付で普通株式１株につき２株の割合で株式分割を行っており、今回修正予想の１株あたり当期純利益は株式分割後の数値を表示しています。（注）上記の業績予想につきましては、現時点で入手可能な情報を基に作成しているため、実際の業績は様々な要因により上記予想数値と異なる可能性があります。