<動意株・15日>(大引け)=リンクユー、タカギセイコ、IMVなど
Link-U<4446.T>=急反発。14日の取引終了後、NHK子会社のNHK出版(東京渋谷区)と語学学習アプリを共同で開発・運営することで業務提携契約を締結したと発表しており、これを好材料視した買いが入っている。NHK出版はNHKラジオ第2放送の講座番組テキストの発行を目的に設立され、現在では年間50タイトルを超える番組テキストのほか、書籍、雑誌、ムックなどを発行している。今回の提携によりリンクユーは、強みであるサーバーインフラ技術、データ処理技術及びコンテンツ処理技術を活用して語学学習コンテンツを提供し、語学学習アプリの開発のほか、語学学習コンテンツ配信サービスの運営を行うとしている。なお、同件による影響は、20年7月期業績予想に織り込み済みとしている。
タカギセイコー<4242.T>=一時ストップ高。1月15日~17日に東京ビッグサイトで開催される「クルマの軽量化技術展」にスギノマシン(富山県魚津市)などと共同で開発中のセルロースマイクロファイバー(CMF)を利用した樹脂複合材料及び樹脂複合材料による軽量・高剛性化自動車部品サンプルを参考出品することが好材料視されているようだ。今回開発されたCMFは、従来のセルロースナノファイバー(CNF)とは異なり、平均繊維径が数マイクロメートルサイズの繊維で、その表面にはナノ化された繊維構造が枝分かれして存在。表面のみをナノ化したマイクロサイズの繊維径とすることで、従来のCNFよりも樹脂へ添加した時の引張強度や弾性率を高め、更には線熱膨張率を低減できたとしている。スギノマシンと富山県立大学が新規に開発したCMFを使用してタカギセイコがサンプルを製作しており、タカギセイコのブースに出品する。
IMV<7760.T>=商いを膨らませ急動意。振動試験装置のトップメーカーで受託試験サービスも手掛ける。受託試験は電気自動車(EV)の動力源として欠かせないリチウムイオン電池の充放電の性能確認なども行っておりEV関連株の切り口で注目を集めている。20年9月期は営業利益段階で前期比37%増の10億円予想と大幅な伸びを見込む。また、ロケット開発などでもスタートアップの振動試験受託を支援しており、航空宇宙分野でも同社の存在感が高まっている。
IDOM<7599.T>=大きく商いを拡大させ急伸。中古車買い取りチェーンの最大手「ガリバー」を展開するが、足もとの業績は急拡大途上にある。同社が14日取引終了後に発表した19年3~11月期決算は営業利益が前年同期比2.7倍の77億2800万円と高変化をみせ、通期計画の64億5000万円(前期比90%増)を大幅に超過した。これがサプライズとなり物色人気を誘っている。
京写<6837.T>=ストップ高。同社はきょう、ノンシリコーンでも高温工程で繰り返し使用可能な部品搬送用キャリアを世界で初めて開発したと発表。これが材料視されているようだ。電子機器の小型化や高性能化に伴う部品の小型化要求により、その部品製造工程での搬送方法が複雑化しているなか、シリコーンを用いた搬送では電極部への接点障害リスク及び粘着層接触部の濡れ性低下による塗装工程への影響などからシリコーンを使用しない工法開発が急務となっている。こうした状況下、同社はノンシリコーン粘着インクを塗布した部品搬送用キャリアの供給実現にメド。既に昨年12月から順次国内工場で試作品の受注を開始しているほか、特許を出願中だとしている。
大泉製作所<6618.T>=急動意。800円台前半のもみ合いをマドを開けて上放れた。昨年12月13日につけた昨年来高値896円にあと3円に迫る水準まで上値を伸ばした。自動車向けを主力に温度センサーを手掛け、世界的に普及が加速する電気自動車(EV)向けリチウムイオン電池などの2次電池用センサーで需要取り込みに期待がかかっている。一方、エレメントは5G通信インフラ整備で必須の光通信半導体レーザーモジュール向けなどでニーズを捉えるとみられ、21年3月期以降の業績回復を先取る動きが顕在化している。
※未確認情報が含まれる場合があります。株式の売買は自己責任に基づいて、ご自身でご判断ください。
出所:MINKABU PRESS
タカギセイコー<4242.T>=一時ストップ高。1月15日~17日に東京ビッグサイトで開催される「クルマの軽量化技術展」にスギノマシン(富山県魚津市)などと共同で開発中のセルロースマイクロファイバー(CMF)を利用した樹脂複合材料及び樹脂複合材料による軽量・高剛性化自動車部品サンプルを参考出品することが好材料視されているようだ。今回開発されたCMFは、従来のセルロースナノファイバー(CNF)とは異なり、平均繊維径が数マイクロメートルサイズの繊維で、その表面にはナノ化された繊維構造が枝分かれして存在。表面のみをナノ化したマイクロサイズの繊維径とすることで、従来のCNFよりも樹脂へ添加した時の引張強度や弾性率を高め、更には線熱膨張率を低減できたとしている。スギノマシンと富山県立大学が新規に開発したCMFを使用してタカギセイコがサンプルを製作しており、タカギセイコのブースに出品する。
IMV<7760.T>=商いを膨らませ急動意。振動試験装置のトップメーカーで受託試験サービスも手掛ける。受託試験は電気自動車(EV)の動力源として欠かせないリチウムイオン電池の充放電の性能確認なども行っておりEV関連株の切り口で注目を集めている。20年9月期は営業利益段階で前期比37%増の10億円予想と大幅な伸びを見込む。また、ロケット開発などでもスタートアップの振動試験受託を支援しており、航空宇宙分野でも同社の存在感が高まっている。
IDOM<7599.T>=大きく商いを拡大させ急伸。中古車買い取りチェーンの最大手「ガリバー」を展開するが、足もとの業績は急拡大途上にある。同社が14日取引終了後に発表した19年3~11月期決算は営業利益が前年同期比2.7倍の77億2800万円と高変化をみせ、通期計画の64億5000万円(前期比90%増)を大幅に超過した。これがサプライズとなり物色人気を誘っている。
京写<6837.T>=ストップ高。同社はきょう、ノンシリコーンでも高温工程で繰り返し使用可能な部品搬送用キャリアを世界で初めて開発したと発表。これが材料視されているようだ。電子機器の小型化や高性能化に伴う部品の小型化要求により、その部品製造工程での搬送方法が複雑化しているなか、シリコーンを用いた搬送では電極部への接点障害リスク及び粘着層接触部の濡れ性低下による塗装工程への影響などからシリコーンを使用しない工法開発が急務となっている。こうした状況下、同社はノンシリコーン粘着インクを塗布した部品搬送用キャリアの供給実現にメド。既に昨年12月から順次国内工場で試作品の受注を開始しているほか、特許を出願中だとしている。
大泉製作所<6618.T>=急動意。800円台前半のもみ合いをマドを開けて上放れた。昨年12月13日につけた昨年来高値896円にあと3円に迫る水準まで上値を伸ばした。自動車向けを主力に温度センサーを手掛け、世界的に普及が加速する電気自動車(EV)向けリチウムイオン電池などの2次電池用センサーで需要取り込みに期待がかかっている。一方、エレメントは5G通信インフラ整備で必須の光通信半導体レーザーモジュール向けなどでニーズを捉えるとみられ、21年3月期以降の業績回復を先取る動きが顕在化している。
※未確認情報が含まれる場合があります。株式の売買は自己責任に基づいて、ご自身でご判断ください。
出所:MINKABU PRESS
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