ロコンド、今期経常を一転赤字に下方修正

配信元:株探
投稿:2020/01/14 15:00
 ロコンド <3558> [東証M] が1月14日大引け後(15:00)に決算を発表。20年2月期第3四半期累計(3-11月)の連結経常損益は2億0700万円の赤字(前年同期は5億3000万円の赤字)に赤字幅が縮小した。
 しかしながら、併せて通期の同損益を従来予想のトントン→7500万円の赤字(前期は8億6200万円の赤字)に下方修正した。

 会社側が発表した下方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した9-2月期(下期)の連結経常損益も従来予想の3億5400万円の黒字→2億7900万円の黒字(前年同期は5億4700万円の赤字)に21.2%減額した計算になる。

 直近3ヵ月の実績である9-11月期(3Q)の連結経常損益は1億4700万円の黒字(前年同期は2億1500万円の赤字)に浮上し、売上営業損益率は前年同期の-11.2%→6.4%に急改善した。

 ※業績予想がレンジで開示されている場合は、レンジの中央値に基づいて記事を作成しています。
株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
  当社グループは、TVCMによる認知度の向上、M&Aによるアパレル領域の強化等に取り組み、当第3四半期連結累計期間の売上高、営業利益、経常利益、親会社株主に属する当期純利益は前年実績を上回ったものの、当期の連結業績予想数値が前回予想を下回る見込みとなりましたので、業績予想を修正いたします。 売上高については、第2四半期連結累計期間までは概ね順調に推移したものの、消費税増税、度重なる台風による天候不順などの影響により当第3四半期連結会計期間実績が見込みを下回る結果となったことに伴い、前回予想を下回る見込みとなりました。 また、営業利益、経常利益、親会社株主に帰属する四半期純利益については、TVCMによる認知度の向上については一定の効果を得られたことから、下期においてはTVCMの抑制などを行っておりますが、売上高の減少に伴いそれぞれ前回予想を下回る見込みとなりました。※業績予想の適切な利用に関する説明 本資料に記載されている業績見通し等の将来に関する記述は、当社が現在入手している情報及び合理的であると判断する一定の前提に基づいており、その達成を当社として約束する趣旨のものではありません。また、実際の業績等は様々な要因により大きく異なる可能性があります。
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