●米国vsイラン
年始早々、飛び込んできた米国のイランへの攻撃。そして8日、その米国に対してイランからの報復攻撃。「トランプ大統領はパンドラの箱を開けてしまった」と報じられ、地政学リスクが高まることとなっていましたが、米国・イラン双方とも今後は冷静な対応で臨むとの姿勢を示しており、そちらの懸念も後退しています。この一連の動きを見て感じたのは、やはり今年も昨年同様、株式市場のボラティリティに比し、為替市場のボラティリティが低かったと言うこと。実需サイドは108円割れでは相応の買いが持ち込まれ、ドル円のレンジは見慣れた水準で落ち着いた動きとなっていました。