■株主還元策
EMシステムズ<4820>は株主に対する利益還元を経営上の重要課題の1つとして考えており、将来の事業展開と経営体質の強化のために必要な内部留保を確保しつつ、時局に即応した配当を還元していくこと、そして株主への機動的な利益還元を可能とするため、毎事業年度において中間配当と期末配当の年2回、剰余金の配当を行うことを基本方針としている。具体的には、ROE(自己資本当期純利益率)を重視しつつ配当性向30%を目標とする。
2020年3月期は中間配当8円を実施済み。期末配当11円を含めて、合計19円の配当を予想している。2020年3月期は「完全ストック型・完全クラウド化」に向けた構造改革の最中であり、利益水準が一時的に落ちるが配当金を維持し、安定した株主還元を行う。結果として配当性向は51.1%と一時的に高くなる予想だ。
同社は2020年3月期から株主優待制度を導入する。同社株式の魅力を高め、中長期的に保有する株主を増やすことを目的としている。制度の内容(予定)は、毎年3月末に100株以上保有しており、かつ1年以上(初年度の2020年3月31日時点の株主に限り半年以上)継続保有している株主に対して、カタログまたはWebサイトから好みの商品を1点(保有株式数に応じて1,000円、3,000円、5,000円相当の品)贈呈するというものだ。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 角田秀夫)
<SF>
EMシステムズ<4820>は株主に対する利益還元を経営上の重要課題の1つとして考えており、将来の事業展開と経営体質の強化のために必要な内部留保を確保しつつ、時局に即応した配当を還元していくこと、そして株主への機動的な利益還元を可能とするため、毎事業年度において中間配当と期末配当の年2回、剰余金の配当を行うことを基本方針としている。具体的には、ROE(自己資本当期純利益率)を重視しつつ配当性向30%を目標とする。
2020年3月期は中間配当8円を実施済み。期末配当11円を含めて、合計19円の配当を予想している。2020年3月期は「完全ストック型・完全クラウド化」に向けた構造改革の最中であり、利益水準が一時的に落ちるが配当金を維持し、安定した株主還元を行う。結果として配当性向は51.1%と一時的に高くなる予想だ。
同社は2020年3月期から株主優待制度を導入する。同社株式の魅力を高め、中長期的に保有する株主を増やすことを目的としている。制度の内容(予定)は、毎年3月末に100株以上保有しており、かつ1年以上(初年度の2020年3月31日時点の株主に限り半年以上)継続保有している株主に対して、カタログまたはWebサイトから好みの商品を1点(保有株式数に応じて1,000円、3,000円、5,000円相当の品)贈呈するというものだ。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 角田秀夫)
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