決算マイナス・インパクト銘柄 … アダストリア、ＤＣＭ、ＥＲＩＨＤ (12月27日発表分)

―決算で売られた銘柄！ 下落率ランキング―

　企業決算に対する評価は、マーケットでは「株価」として表される。ここでは、決算を受け止めて株価がいかに反応したかを探る。

　以下に挙げたのは、決算発表が「マイナス・インパクト」となった可能性のある銘柄である。株価が決算発表前日の12月26日から27日の決算発表を経て30日大引け現在、水準を切り下げている銘柄を下落率の大きい順にランキングした。

▲No.6　ハローズ <2742>
　20年2月期第3四半期累計(3-11月)の経常利益(非連結)は前年同期比2.3％減の36億円となり、通期計画の51億円に対する進捗率は70.8％となり、5年平均の70.3％とほぼ同水準だった。

▲No.7　ＤＣＭ <3050>
　20年2月期第3四半期累計(3-11月)の連結経常利益は前年同期比0.3％減の173億円となり、通期計画の226億円に対する進捗率は5年平均の88.7％を下回る77.0％にとどまった。

■決算マイナス・インパクト銘柄

コード　銘柄名　　　　市場　　下落率 　発表日　決算期　経常変化率

<9651> 日本プロセス 　ＪＱ　　 -7.27 　 12/27　　上期　　　 14.11
<2685> アダストリア 　東１　　 -5.76 　 12/27　　　3Q　　　103.55
<9872> 北恵 　　　　　東１　　 -3.63 　 12/27　本決算　　　　0.54
<2186> ソーバル 　　　ＪＱ　　 -3.05 　 12/27　　　3Q　　　 22.27
<3089> Ｔアルファ 　　ＪＱ　　 -2.95 　 12/27　本決算　　　　　－

<2742> ハローズ 　　　東１　　 -2.23 　 12/27　　　3Q　　　 -2.27
<3050> ＤＣＭ 　　　　東１　　 -0.65 　 12/27　　　3Q　　　 -0.35
<6083> ＥＲＩＨＤ 　　東１　　 -0.64 　 12/27　　上期　　　-37.91

※下落率は「決算発表前日の終値を基準とした30日大引け株価の変化率」。下落率、経常変化率は「％」。本決算の経常変化率は今期予想。
「上期」は第2四半期累計決算。「3Q」は第3四半期累計決算。

株探ニュース