ＤＷＴＩがＳ高カイ気配、ＤＷ－１００１ライセンス契約締結で１９年１２月期業績予想を上方修正◇

　デ・ウエスタン・セラピテクス研究所<4576.T>がストップ高の５１１円水準でカイ気配となっている。１２日の取引終了後、１９年１２月期の連結業績予想について、売上高を５億円から５億８０００万円（前期比９８．６％増）、営業利益を３０００万円から１億１０００万円（前期７億８６００万円の赤字）、最終利益を６０００万円から１億３０００万円（同７億４８００万円の赤字）へ上方修正したことが好感されている。

　同社は同日付で、開発中の眼科用治療剤「ＤＷ－１００１」の日本における独占的開発権・製造権・販売権をロート製薬<4527.T>へ付与するライセンス契約を締結したと発表しており、これに伴い契約一時金を受け取ることが要因としている。また今後、開発段階などに応じたマイルストーンや、製品の販売後は販売高に応じたロイヤルティーを受け取ることになる。

（注）タイトル末尾の「◇」は本文中に複数の銘柄を含む記事を表しています。

出所：MINKABU PRESS