【買い】トヨタ(7203)今後の値動きは?= ライジングブル藤村

著者:藤村哲也
投稿:2019/12/08 09:59

ディーリング銘柄として注目

12月6日(金)の株価は7727円。

「トピックス」

自動車関税撤廃は引き続き先送り。追加関税は発動されなかったため、当面の不安要因は解消。

「株価判断」

短期ディーリング銘柄として注目。

信用の取り組みは買い残148万株、売り残173万株。一時期は260万株まで買い残があったものの、整理が進んで取り組みは好転してきています。

「指標判断」

PER9倍。配当利回りは前期並みとして3%。8月2日(金)に第一四半期の決算発表。3%増収8%増益。11月7日に中間決算も発表。4%増収11%増益。

「ディーリング判断」

直近では、8000円を意識して浮上し現在は7700円前後と強い基調。

短期鞘取りと割り切れば、押し目で買って、吹いたら売るのであれば、有効か?

短期であっても、高値を追うのではなく、安いところを狙うことがおすすめ。

押し目狙いの小幅鞘取り狙い。

「予想株価レンジ」

12月9日から始まる週のトヨタ株の株価予想レンジは7600円から8050円を想定したい。

寄り付きは避け、7700円台の押し目を買い、噴いたら売るような短期売買を想定したい。

寄りが高いようなら押し目を待ちたい。

投資格差が拡大している今の相場状況、資金効率を考えトヨタ株は短期ディーリング銘柄として注目したい。

ロスカットも利益確定も早めに行いたい。

「投資方針」

今のうちに保有銘柄の見直しをしておかれることがお薦め

含み益を多く抱えていくと、気持ちは楽になり、いつでも利益を確定できるという余裕が生まれ、出来ることも増えていきます。

売買利益だけを狙っていくと、常に忙しくなりますし、含み益だけを狙うと動きが非常に鈍くなります。

2つの損益は、資産形成の両輪で、理想は売買利益を確定しながら、その確定した資金で更に含み益を作っていくことです。

これが出来ていくと、複利効果が働き、利益が利益を呼び、資産が飛躍的に形成されていきましょう。

この両輪を動かしながら資産形成をしていくことがお薦めです。

そうすると複利効果が働き、年月が経つほどに資産が形成されていくような状態になっていくのです。

例えば、50万円コースは、

売買利益は1632万円、含み益は639万円です。元手が50万円でも利益を確定しながら進んでいくから、そのような利益が生まれていきます。

逆に含み損を抱えてしまうと、資金は滞り、動かす気持ちがなくなり、色んなチャンスを見逃していくリズムに入ってしまいます。

まだ実現していない損だから、と思うようにしても、実際に資産は減っているのです。

先ずは、含み益を作っていくことがスタートです。含み益が先ずは形成されていきます。
段々とリズムが変わっていきましょう。

このトヨタ株は売買損益の中でも12月の数%の小幅な鞘取り狙いと言えましょう。回転を効かせていくことが前提となります。

藤村哲也
ライジングブル投資顧問代表
配信元: 達人の予想

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