■株主還元
日本調剤<3341>は株主還元について、配当によることを基本としており、配当額については成長のための内部留保とのバランスを取りつつ、経営成績に連動した形で利益還元を行っていくとしている。
2020年3月期の配当については、業績予想同様、期初から変更はなく、前期比横ばいとなる50.00円(中間配25.00円、期末配25.00円)の配当見通しを維持している。予想1株当たり利益268.174円に基づく配当性向は18.6%となる。
2020年3月期については増収増益を予想しているが、減益となった2019年3月期からの増益であって過去のピーク利益の水準を依然として大きく下回っていることや、2020年4月の改定で調剤薬局業界がいよいよ大再編時代に突入することへの備えの意識が、前期比横ばいの配当予想の背景にあるという弊社の見方も、従来から変更はない。
前述のように、2020年3月期第2四半期の業績水準が好調だったことから、通期見通しの達成の可能性は十分にあると弊社では考えている。しかしながら、上振れの度合いが上方修正の適時開示基準に至るほどの大幅なものとなるかについては慎重に見ておくべきとも考えており、現状では会社予想通り50.00円の配当に落ち着くことをメインシナリオにしておくのが安全であると弊社では考えている。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 浅川裕之)
<ST>
日本調剤<3341>は株主還元について、配当によることを基本としており、配当額については成長のための内部留保とのバランスを取りつつ、経営成績に連動した形で利益還元を行っていくとしている。
2020年3月期の配当については、業績予想同様、期初から変更はなく、前期比横ばいとなる50.00円(中間配25.00円、期末配25.00円)の配当見通しを維持している。予想1株当たり利益268.174円に基づく配当性向は18.6%となる。
2020年3月期については増収増益を予想しているが、減益となった2019年3月期からの増益であって過去のピーク利益の水準を依然として大きく下回っていることや、2020年4月の改定で調剤薬局業界がいよいよ大再編時代に突入することへの備えの意識が、前期比横ばいの配当予想の背景にあるという弊社の見方も、従来から変更はない。
前述のように、2020年3月期第2四半期の業績水準が好調だったことから、通期見通しの達成の可能性は十分にあると弊社では考えている。しかしながら、上振れの度合いが上方修正の適時開示基準に至るほどの大幅なものとなるかについては慎重に見ておくべきとも考えており、現状では会社予想通り50.00円の配当に落ち着くことをメインシナリオにしておくのが安全であると弊社では考えている。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 浅川裕之)
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