■今後の見通し
アクアライン<6173>の2020年2月期通期の業績予想は、売上高で前期比16.3%増の6,742百万円、営業利益で同46.4%増の269百万円、経常利益で同43.7%増の265百万円、親会社株主に帰属する当期純利益で同141.8%増の166百万円と期初の業績予想を据え置いた。
売上高に関しては過去最高を更新する予想である。増収をけん引するのは全社売上高の約9割を構成する水まわり緊急修理サービス事業である。第2四半期時点での全社売上高進捗率は43.9%と低めであり、下期の売上高予想は3,779百万円(前年同期比30.0%増)とチャレンジングだが、同事業は12月-1月が繁忙期であり十分挽回可能だ。プラス要因としては、2018年末からの減収要因であった外部Webサイト企業の集客力が戻りつつあることや自社集客が軌道に乗ったこと、上期の人材確保及び教育の効果が下期に期待できることなどが挙げられる。
営業利益の予想269百万円は、前期(183百万円)からは46.4%の大幅増だが、最高益だった2018年2月期(385百万円)からすれば低い水準である。下期単独での営業利益は305百万円、売上高営業利益率は8.1%を予想する。過去に遡ると、同社の下期の売上高営業利益率は10.6%(2016年2月期)、11.4%(2017年2月期)、8.2%(2018年2月期)、1.2%(2019年2月期)となっており、一過性の減益要因が発生した前期を除くと8%以上の実績を残してきた。弊社では、前期のマイナス要因(外部Webサイト集客の減少、人材確保未達)が2020年2月期は解消に向かっており、十分に計画達成ができると予想している。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 角田秀夫)
<SF>
アクアライン<6173>の2020年2月期通期の業績予想は、売上高で前期比16.3%増の6,742百万円、営業利益で同46.4%増の269百万円、経常利益で同43.7%増の265百万円、親会社株主に帰属する当期純利益で同141.8%増の166百万円と期初の業績予想を据え置いた。
売上高に関しては過去最高を更新する予想である。増収をけん引するのは全社売上高の約9割を構成する水まわり緊急修理サービス事業である。第2四半期時点での全社売上高進捗率は43.9%と低めであり、下期の売上高予想は3,779百万円(前年同期比30.0%増)とチャレンジングだが、同事業は12月-1月が繁忙期であり十分挽回可能だ。プラス要因としては、2018年末からの減収要因であった外部Webサイト企業の集客力が戻りつつあることや自社集客が軌道に乗ったこと、上期の人材確保及び教育の効果が下期に期待できることなどが挙げられる。
営業利益の予想269百万円は、前期(183百万円)からは46.4%の大幅増だが、最高益だった2018年2月期(385百万円)からすれば低い水準である。下期単独での営業利益は305百万円、売上高営業利益率は8.1%を予想する。過去に遡ると、同社の下期の売上高営業利益率は10.6%(2016年2月期)、11.4%(2017年2月期)、8.2%(2018年2月期)、1.2%(2019年2月期)となっており、一過性の減益要因が発生した前期を除くと8%以上の実績を残してきた。弊社では、前期のマイナス要因(外部Webサイト集客の減少、人材確保未達)が2020年2月期は解消に向かっており、十分に計画達成ができると予想している。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 角田秀夫)
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