【先週の日経225の動向と今週の主要イベント】
![今週の主要経済指標](/uploads/674000/normal/276b091a4.jpg)
先週の日経225(TFX)は反落。週初23,440円で寄り付いた日経225は、米中通商協議の進展期待の後退気味で為替も円高に進行したことに加え、香港情勢の緊迫化などもあり、上値の重い展開で推移。14日には週間の安値22,985をつけました。その後は、クドローNEC委員長が米中の第一段階の合意が近いとの発言やロス米商務長官が第一段階の米中合意が最終決定される可能性は非常に高いと発言などを受けて値を戻し、23,351円で引けました。
当初、米中首脳会談や米中の第1段階の合意は、チリで16-17日に開催される予定だったアジア太平洋経済協力会議(APEC)がターゲットとされていましたが、ここに来て、中国の米農産品の輸入拡大についても双方折り合いがつかない状況になっていると考えられます。
一方、既に死者が出始めている香港のデモについては、中国は人民解放軍をボランティアとして出動させており、米国は香港での人権や民主主義を支援する「香港人権法案」を可決する可能性が出てきており、こういったことも、廻り回って米中通商協議へのボトルネックになりそうです。
今週の主要な経済指標は図の通りですが、引き続き、米中通商協議の第1段階への合意への米中両国の動向がマーケットの焦点になると思われます。
当初、米中首脳会談や米中の第1段階の合意は、チリで16-17日に開催される予定だったアジア太平洋経済協力会議(APEC)がターゲットとされていましたが、ここに来て、中国の米農産品の輸入拡大についても双方折り合いがつかない状況になっていると考えられます。
一方、既に死者が出始めている香港のデモについては、中国は人民解放軍をボランティアとして出動させており、米国は香港での人権や民主主義を支援する「香港人権法案」を可決する可能性が出てきており、こういったことも、廻り回って米中通商協議へのボトルネックになりそうです。
今週の主要な経済指標は図の通りですが、引き続き、米中通商協議の第1段階への合意への米中両国の動向がマーケットの焦点になると思われます。