今夜の注目材料は=外為どっとコム総研 神田卓也

著者:神田卓也
投稿:2019/11/14 18:35

今夜の注目材料は

東京市場のドル/円は、米中通商協議への警戒感などから日本株が弱含む中で上値の重い展開。約10日振りとなる108.62円前後まで下落する場面もありました。欧米市場の動きが気になるところですが、まずは注目材料を確認しておきましょう。

11/14(木)
16:00☆独7-9月期GDP・速報値
16:00 トルコ9月鉱工業生産
17:30 スウェーデン10月失業率
18:30 英10月小売売上高
18:45 デギンドスECB副総裁講演
19:00 ユーロ圏7-9月期GDP・改定値
19:30 クオールズFRB副議長講演
20:00 レーンECB専務理事講演
22:30 カナダ9月新築住宅価格指数
22:30 米10月生産者物価指数
22:30 米新規失業保険申請件数
23:00 クラリダFRB副議長講演
23:00 クノット・オランダ中銀総裁講演
23:10 エバンズ米シカゴ連銀総裁講演
24:00☆パウエルFRB議長議会証言
25:00 EIA週間原油在庫統計
25:45 デイリー米サンフランシスコ連銀総裁講演
26:00 ウィリアムズ米ニューヨーク連銀総裁講演
26:20 ブラード米セントルイス連銀総裁講演
27:00 カプラン米ダラス連銀総裁講演
28:00☆メキシコ中銀政策金利
----- BRICS首脳会議(ブラジリア)

11/15(金)
10:10 日銀国債買入れオペ
11:15 デベルRBA副総裁講演

※☆は特に注目の材料

今夜もパウエル米連邦準備制度理事会(FRB)議長の議会証言が行われますが、証言内容は昨日のものと基本的に同じでしょう。念のため後半の質疑応答に注目といったところです。そのほかの注目イベントでは独7-9月期GDP・速報値の結果が気になります。市場予想は前期比-0.1%となっています。4-6月期も前期比-0.1%でしたから、予想通りなら定義上は景気後退局面入りという事になります。
神田卓也
株式会社外為どっとコム総合研究所 取締役調査部長
配信元: 達人の予想