大王紙は上げ幅拡大、価格修正浸透など寄与し20年3月期業績予想を上方修正

配信元:みんかぶ
著者:MINKABU PRESS
投稿:2019/11/13 13:43
大王紙は上げ幅拡大、価格修正浸透など寄与し20年3月期業績予想を上方修正  大王製紙<3880.T>は後場に入り上げ幅を拡大し年初来高値を更新。午後0時30分ごろ、20年3月期の連結業績予想について、営業利益を200億円から300億円(前期比2.5倍)へ、純利益を130億円から190億円(同4.0倍)へ上方修正したことが好感されている。

 売上高は5600億円(前期比4.9%増)の従来見通しを据え置いたものの、洋紙・板紙の価格修正が浸透していることに加えて、高付加価値品への販売シフトや難処理古紙の増集荷・利用拡大などの収益改善の施策を実行していることが奏功する。また、省エネを中心に工場でのコスト削減が進んでいることも寄与するという。

 なお、第2四半期累計(4~9月)決算は、売上高2686億1800万円(前年同期比4.2%増)、営業利益124億900万円(同57.5%増)、純利益108億1400万円(同2.4倍)だった。

出所:MINKABU PRESS
配信元: みんかぶ

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