中央自、今期経常を10％上方修正・最高益予想を上乗せ、配当も3円増額

　中央自動車工業 <8117> [東証２] が11月12日後場(14:20)に決算を発表。20年3月期第2四半期累計(4-9月)の連結経常利益は前年同期比46.4％増の30億円に拡大し、従来予想の23.7億円を上回って着地。
　併せて、通期の同利益を従来予想の51.9億円→57億円(前期は47.5億円)に9.8％上方修正し、増益率が9.1％増→19.8％増に拡大し、従来の5期連続での過去最高益予想をさらに上乗せした。

　会社側が発表した上期実績と通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結経常利益は前年同期比0.4％減の26.9億円とほぼ横ばいの計算になる。

　業績好調に伴い、今期の年間配当を従来計画の53円→56円(前期は50円)に増額修正した。

　直近3ヵ月の実績である7-9月期(2Q)の連結経常利益は前年同期比51.7％増の16.3億円に拡大し、売上営業利益率は前年同期の18.9％→22.7％に上昇した。

株探ニュース