MUTOH、上期経常を一転赤字に下方修正

配信元:株探
投稿:2019/11/11 16:00
 MUTOHホールディングス <7999> が11月11日大引け後(16:00)に業績修正を発表。20年3月期第2四半期累計(4-9月)の連結経常損益を従来予想の3500万円の黒字→6200万円の赤字(前年同期は1億4900万円の黒字)に下方修正し、一転して赤字見通しとなった。
 なお、通期の経常利益は従来予想の1億5000万円(前期は2億3400万円)を据え置いた。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
  当社を取り巻く経営環境は、為替レートがユーロを中心に円高傾向で推移しているとともに、米中貿易摩擦の影響で米国、中国をはじめ欧州でも投資の停滞の影響が予想以上に拡大しています。このような状況の中、当第2四半期累計期間の連結業績は、大判インクジェットプリンター新製品XpertJetシリーズの全世界導入を順次展開し販売の底上げを図るとともに、収益力向上に取り組んでまいりましたが、前回予想を下回る見込みとなりましたので、業績予想を修正いたします。 売上高については、国内販売は増収基調で推移しておりますが海外販売の減少により、前回予想を下回る見込みとなりました。 営業利益および経常利益については、原価率の改善、物流コストや製品補修費などの費用削減により、収益力は確実に向上しておりますが、販売減による粗利の減少により、前回予想を下回る見込みとなりました。 親会社株主に帰属する四半期純利益においては、税金費用の計上額が減少いたしましたが経常利益の減少の影響により、前回予想を下回る見込みとなりました。 なお、通期の連結業績予想につきましては、米中貿易摩擦および我が国を取り巻く政治・経済情勢など不安定な要素が多く、現時点では前回予想値を据え置いております。今後、業績動向等により修正が必要となった場合は、速やかに開示いたします。※上記予想は、本資料の発表日現在において入手可能な情報に基づき作成したものであり、実際の業績は予想数値と異なる結果となる可能性があります。
配信元: 株探

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