<動意株・11日>(大引け)=応用地質、インソース、共立メンテなど
応用地質<9755.T>=動意。午後2時30分ごろ、19年12月期の連結業績予想について、売上高を495億円から530億円(前期比17.2%増)へ、営業利益を19億円から22億円(同48.5%増)へ、純利益を13億円から16億円(同98.9%増)へ上方修正したことが好感されている。国内の大型の国土強靱化関連予算を背景にインフラ・メンテナンス分野、防災・減災分野が好調だったほか、環境分野の廃棄物処理関連業務や建築物の建て替えに伴うアスベスト対策関連業務なども伸長。また、原油・資源探査市場で、海底油田のモニタリングを従来技術より低価格で提供する高精度海底3次元探査技術サービスが評価され、収益の改善に貢献した。
インソース<6200.T>=上場来高値を大幅更新。企業向けに講師派遣や公開講座などの研修事業を手掛け、豊富な研修コンテンツを武器に旺盛な人材育成ニーズに対応している。また、外国人社員の受け入れ研修コンテンツについても開発済みだ。8日取引終了後に発表した19年9月期決算は営業利益が前の期比39%増の13億300万円とほぼ4割の伸びを示した。続く、20年9月期についても前期比16.7%増の15億2000万円と2ケタ伸長を予想、これを評価する買いが集中する格好となった。
共立メンテナンス<9616.T>=急発。同社が8日発表した第2四半期(4~9月)の連結営業利益は90億6600万円(前年同期比12.7%増)と2ケタ増益となった。同社はビジネスホテル「ドーミーイン」を展開しているが、今回の決算に関しては、訪日韓国人が減少するなか想定以上に健闘しているとの見方が市場には出ている。
石井表記<6336.T>=ストップ高。材料株人気のなか、際立つ足の速さが投資資金を誘導している。研磨や洗浄などプリント基板製造装置メーカーとして高い技術力を有し、インクジェットの量産実績と独自技術をベースにした開発力に定評がある。会社側では引き続き全固体電池分野の研究開発も進めていく構え。ここ見直し買いの動きが出ている中国関連の一角でもあり、昨年12月には中国液晶メーカー向けに大型インクジェット装置と関連部品の大口受注を獲得している。
ケミプロ化成<4960.T>=大幅反発。上向きの25日移動平均線を足場に200円台後半のもみ合いを大きく上放れてきた。製紙用薬剤や電子材料などを手掛けるが、主力の紫外線吸収剤はドイツの化学品大手BASF向け中心に実績が高く回復色を強めている。同社が前週末8日取引終了後に発表した19年4~9月期決算は製紙用薬剤、電子材料いずれも好調で、営業利益が前年同期比31%増の2億1100万円と大幅な伸びをみせており、これが株価を強く刺激している。
ブレインパッド<3655.T>=リバウンド。同社が前週末8日取引終了後に発表した19年7~9月期の決算は営業利益が前年同期比51%増の3億1300万円と大幅な伸びを示し、これを材料視する買いを呼び込んだ。人工知能(AI)を活用したビッグデータ分析などアナリティクス事業を主力に、ソリューション事業やマーケティングプットフォーム事業を展開する。これまでに積極的に採用してきた人材の戦力化が収益に反映される形となった。株価はここ下値模索の動きが続いていたが、値ごろ感もあってリバウンド狙いの買いが集中した。
※未確認情報が含まれる場合があります。株式の売買は自己責任に基づいて、ご自身でご判断ください。
出所:MINKABU PRESS
インソース<6200.T>=上場来高値を大幅更新。企業向けに講師派遣や公開講座などの研修事業を手掛け、豊富な研修コンテンツを武器に旺盛な人材育成ニーズに対応している。また、外国人社員の受け入れ研修コンテンツについても開発済みだ。8日取引終了後に発表した19年9月期決算は営業利益が前の期比39%増の13億300万円とほぼ4割の伸びを示した。続く、20年9月期についても前期比16.7%増の15億2000万円と2ケタ伸長を予想、これを評価する買いが集中する格好となった。
共立メンテナンス<9616.T>=急発。同社が8日発表した第2四半期(4~9月)の連結営業利益は90億6600万円(前年同期比12.7%増)と2ケタ増益となった。同社はビジネスホテル「ドーミーイン」を展開しているが、今回の決算に関しては、訪日韓国人が減少するなか想定以上に健闘しているとの見方が市場には出ている。
石井表記<6336.T>=ストップ高。材料株人気のなか、際立つ足の速さが投資資金を誘導している。研磨や洗浄などプリント基板製造装置メーカーとして高い技術力を有し、インクジェットの量産実績と独自技術をベースにした開発力に定評がある。会社側では引き続き全固体電池分野の研究開発も進めていく構え。ここ見直し買いの動きが出ている中国関連の一角でもあり、昨年12月には中国液晶メーカー向けに大型インクジェット装置と関連部品の大口受注を獲得している。
ケミプロ化成<4960.T>=大幅反発。上向きの25日移動平均線を足場に200円台後半のもみ合いを大きく上放れてきた。製紙用薬剤や電子材料などを手掛けるが、主力の紫外線吸収剤はドイツの化学品大手BASF向け中心に実績が高く回復色を強めている。同社が前週末8日取引終了後に発表した19年4~9月期決算は製紙用薬剤、電子材料いずれも好調で、営業利益が前年同期比31%増の2億1100万円と大幅な伸びをみせており、これが株価を強く刺激している。
ブレインパッド<3655.T>=リバウンド。同社が前週末8日取引終了後に発表した19年7~9月期の決算は営業利益が前年同期比51%増の3億1300万円と大幅な伸びを示し、これを材料視する買いを呼び込んだ。人工知能(AI)を活用したビッグデータ分析などアナリティクス事業を主力に、ソリューション事業やマーケティングプットフォーム事業を展開する。これまでに積極的に採用してきた人材の戦力化が収益に反映される形となった。株価はここ下値模索の動きが続いていたが、値ごろ感もあってリバウンド狙いの買いが集中した。
※未確認情報が含まれる場合があります。株式の売買は自己責任に基づいて、ご自身でご判断ください。
出所:MINKABU PRESS
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