変動率に期待
商社の決算が出そろい、日経新聞では、伊藤忠の好調さが目立つという主旨の記事が掲載され、株価は高値に肉薄している。
先週末、株価はザラ場で2374円をつけ、9月の高値を一旦抜いた。今週は、一進一退の動きとなる可能性もあるが、明確に終値で高値を抜けば、業績重視の相場展開の中だけに、一段高が期待できる。
同社の今期第2四半期業績は、純利益が2390億円と過去最高で、食料、繊維という分野が利益をけん引した。一方で、同業他社などでは、資源関係が足を引っ張り、この分野の比率が大きい商社は業績を悪化させている。
一方、伊藤忠は、今年6月に最大発行済み株数の2.7%までの自社株買いを発表しているが、10月までは未消化のままだ。このことも、同社株が底堅く動く要因の一つになっているかもしれない。株式市場全体が好調に推移した場合、同社株の変動率には期待が出来そうだ。
先週末、株価はザラ場で2374円をつけ、9月の高値を一旦抜いた。今週は、一進一退の動きとなる可能性もあるが、明確に終値で高値を抜けば、業績重視の相場展開の中だけに、一段高が期待できる。
同社の今期第2四半期業績は、純利益が2390億円と過去最高で、食料、繊維という分野が利益をけん引した。一方で、同業他社などでは、資源関係が足を引っ張り、この分野の比率が大きい商社は業績を悪化させている。
一方、伊藤忠は、今年6月に最大発行済み株数の2.7%までの自社株買いを発表しているが、10月までは未消化のままだ。このことも、同社株が底堅く動く要因の一つになっているかもしれない。株式市場全体が好調に推移した場合、同社株の変動率には期待が出来そうだ。