1-9月の中央銀行の金購入が547.5トンと絶好調。
![トルコ、ポーランド中央銀行金保有高推移](/uploads/673473/normal/4d4308cc1.gif)
今週WGCから発表された「ゴールドデマンドトレンズQ3,2019」によると今年度1-9月累計で中央銀行の購入(547.5トン)と金ETFの増加(377.1トン)が合わせて約925トンと金の大きな押し上げ要因となっている。
中央銀行など公的機関は、2010年以降保有金の売却から購入に回った。特に昨年から中央銀行の買い意欲がかなり旺盛になり、2018年は過去最高を更新、今年度も昨年を上回りそうな勢いである。大方の中銀は金は、実物資産としてディフォルトリスクがないことや、歴史的地位、長期的価値の保持を目的に外貨準備に組み込んでいる。中でもロシアや中国は、米国FRBが8133.5トンも金を保有していることで対抗して爆買いに走っている。また、トルコ中央銀行は、リラ暴落防止のため、信用裏付けのため金保有を増加させている。
2010-2018年までの年間の金需要合計の平均は4513.3トンですが、今年度のペースは4700トンを超え、過去10年で最大になりそうだ。
中央銀行など公的機関は、2010年以降保有金の売却から購入に回った。特に昨年から中央銀行の買い意欲がかなり旺盛になり、2018年は過去最高を更新、今年度も昨年を上回りそうな勢いである。大方の中銀は金は、実物資産としてディフォルトリスクがないことや、歴史的地位、長期的価値の保持を目的に外貨準備に組み込んでいる。中でもロシアや中国は、米国FRBが8133.5トンも金を保有していることで対抗して爆買いに走っている。また、トルコ中央銀行は、リラ暴落防止のため、信用裏付けのため金保有を増加させている。
2010-2018年までの年間の金需要合計の平均は4513.3トンですが、今年度のペースは4700トンを超え、過去10年で最大になりそうだ。