神鋼線がマイナスに転じる、20年3月期業績及び配当予想を下方修正

配信元:みんかぶ
著者:MINKABU PRESS
投稿:2019/11/06 13:47
 神鋼鋼線工業<5660.T>が後場マイナスに転じている。午後1時20分ごろ、20年3月期の連結業績予想について、売上高を300億円から295億円(前期比2.2%増)へ、営業利益を9億5000万円から6億8000万円(同11.3%増)へ、純利益を6億5000万円から4億3000万円(前期2800万円)へ下方修正したことが嫌気されている。

 上期において、米中貿易摩擦などを背景とした世界的な自動車生産台数の減少を受け、自動車向け弁ばね用鋼線(オイルテンパー線)の需要が想定を下回ったほか、エンジニアリング関連事業で受注案件の工期遅れなどの影響を受たことが要因としている。

 また、従来30円を予定していた期末配当を20円に引き下げ、年間配当を40円(従来予想50円)にするとしたことも売り材料視されているようだ。

 同時に発表した第2四半期累計(4~9月)決算は、売上高147億1800万円(前年同期比4.1%増)、営業利益2億1300万円(同5.8%増)、純利益1億6200万円(同5.4倍)だった。

出所:MINKABU PRESS
配信元: みんかぶ

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