●楽観ムード広がる
11月相場が始まりました。今年も早いもので2ヶ月を切りました。ただ、11月に入り、市場には変化が見え始めています。米中貿易問題にかかる懸念の大幅後退からリスクオンで、債券利回り・株価が大幅上昇。ご存知の通り、日経平均株価は連日の年初来高値更新、NYダウに至っては史上最高値を更新しています。この流れを受けて、ドル円も109円台乗せ、これまで上値抵抗線として見られていた200日移動平均線を上回る展開となっています。
米中問題については、部分合意に至ったわけではなく、米中首脳が署名するまでは手放しでのリスクオンフローへの相乗りは疑問手だと思うのですが…。この辺りが株式市場の上昇に比し、為替市場の上昇が鈍くなっている背景にあると考えています。債券利回りの上昇も、いずれ、株式市場にとってアゲンストとなりますし。とは言え、ドル円のレンジこれまでの106~109円から107~109.60(5/31の高値)に上方修正いたします。
米中問題については、部分合意に至ったわけではなく、米中首脳が署名するまでは手放しでのリスクオンフローへの相乗りは疑問手だと思うのですが…。この辺りが株式市場の上昇に比し、為替市場の上昇が鈍くなっている背景にあると考えています。債券利回りの上昇も、いずれ、株式市場にとってアゲンストとなりますし。とは言え、ドル円のレンジこれまでの106~109円から107~109.60(5/31の高値)に上方修正いたします。