ISM非製造業は大丈夫か?
【基調】
波乱含み
【注目イベント】
・11/5 米10月ISM非製造業景況指数
・米長期金利、主要国株価
【本文】
本日は米10月ISM非製造業景況指数の結果に注目。1日に発表された同製造業景況指数が48.3と市場予想(48.9)に届かず、景気判断の分かれ目とされる50.0を3カ月連続で下回っただけに、非製造業の景況感改善で米景気の底堅さを証明したいところだろう。市場予想では約3年ぶりの低水準となった前回(52.6)から53.5に持ち直すと見られている。予想通りあるいはそれ以上の改善なら、米中通商協議の進展期待でリスク・オンに傾いた流れが継続しそうだが、仮に予想外の悪化となれば、米景気減速懸念が再燃しかねない。
ドル/円相場は、本日の米10月ISM非製造業景況指数の結果次第では109.00円台を通る200日移動平均線を再び突破し、より強い抵抗と考えられる109.20-30円台を試しに行く可能性がある一方、月初来安値である107.90円前後を目指して調整に入る事も考えられる。米10月ISM非製造業景況指数は、ドル/円相場の短期的なトレンドを左右してもおかしくない重要イベントになり得ると見ている。
波乱含み
【注目イベント】
・11/5 米10月ISM非製造業景況指数
・米長期金利、主要国株価
【本文】
本日は米10月ISM非製造業景況指数の結果に注目。1日に発表された同製造業景況指数が48.3と市場予想(48.9)に届かず、景気判断の分かれ目とされる50.0を3カ月連続で下回っただけに、非製造業の景況感改善で米景気の底堅さを証明したいところだろう。市場予想では約3年ぶりの低水準となった前回(52.6)から53.5に持ち直すと見られている。予想通りあるいはそれ以上の改善なら、米中通商協議の進展期待でリスク・オンに傾いた流れが継続しそうだが、仮に予想外の悪化となれば、米景気減速懸念が再燃しかねない。
ドル/円相場は、本日の米10月ISM非製造業景況指数の結果次第では109.00円台を通る200日移動平均線を再び突破し、より強い抵抗と考えられる109.20-30円台を試しに行く可能性がある一方、月初来安値である107.90円前後を目指して調整に入る事も考えられる。米10月ISM非製造業景況指数は、ドル/円相場の短期的なトレンドを左右してもおかしくない重要イベントになり得ると見ている。