日精鉱、今期経常を61%下方修正

配信元:株探
投稿:2019/11/01 13:00
 日本精鉱 <5729> [東証2] が11月1日後場(13:00)に決算を発表。20年3月期第2四半期累計(4-9月)の連結経常利益は前年同期比85.7%減の1億円に大きく落ち込み、従来予想の3.5億円を下回って着地。
 併せて、通期の同利益を従来予想の9.2億円→3.6億円(前期は12.2億円)に60.9%下方修正し、減益率が24.7%減→70.5%減に拡大する見通しとなった。

 会社側が発表した上期実績と通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結経常利益は前年同期比49.4%減の2.5億円に落ち込む計算になる。

 直近3ヵ月の実績である7-9月期(2Q)の連結経常損益は0.8億円の赤字(前年同期は3.1億円の黒字)に転落し、売上営業損益率は前年同期の8.7%→-2.9%に急悪化した。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
 第3四半期以降の景気の先行きにつきましても、通商問題を巡る緊張の増大、中国経済の減速などにより不透明な状況にありますが、販売促進策やコスト削減策を推進し、業績の回復を目指してまいります。しかしながら、当初予想したまでの市況回復には至らないと判断し、連結及び個別についての期初の通期予想を修正させていただきます。なお、期末の配当予想につきましては、2019年5月14日に公表しました配当予想からの変更はありません。(注)上記業績予想は現時点において入手可能な情報に基づき作成したものであり、実際の業績は様々な要因によって上記数値と異なる可能性があります。
配信元: 株探

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