洋缶HD、今期営業を一転2%減益に下方修正

配信元:株探
投稿:2019/10/31 16:00
 東洋製罐グループホールディングス <5901> が10月31日大引け後(16:00)に決算を発表。20年3月期第2四半期累計(4-9月)の連結営業利益は前年同期比24.1%減の152億円に減った。
 併せて、通期の同利益を従来予想の265億円→250億円(前期は254億円)に5.7%下方修正し、一転して1.7%減益見通しとなった。

 会社側が発表した上期実績と通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結営業利益は前年同期比82.6%増の97.4億円に拡大する計算になる。

 直近3ヵ月の実績である7-9月期(2Q)の連結営業利益は前年同期比11.4%減の71億円に減り、売上営業利益率は前年同期の4.0%→3.5%に悪化した。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
 【2020年3月期第2四半期】売上高は、飲料容器などの販売減少により前回予想を下回りました。営業利益は、売上高の減少などにより前回予想を下回りました。経常利益および親会社株主に帰属する四半期純利益は、為替変動の影響で営業外収益が増加したことなどにより、前回予想を上回りました。【2020年3月期通期】売上高は、包装容器関連事業を中心として販売減少が予想され、前回予想を下回る見込みです。営業利益は、売上高の減少などにより前回予想を下回る見込みです。経常利益および親会社株主に帰属する当期純利益は、営業利益が前回予想を下回る見込みであるものの、当第2四半期連結累計期間において、為替変動の影響で営業外収益が増加したことなどにより、概ね前回予想通りに推移する見込みです。なお、2020年3月期における中間および期末の配当金につきましては、当初予定と変更ございません。※上記の業績予想は、本資料の発表日現在において入手可能な情報に基づき作成したものであり、実際の業績は今後さまざまな要因により予想数値と異なる結果となる可能性があります。
配信元: 株探

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