新興市場銘柄ダイジェスト:ソフィアHDは大幅高、A&Tが一時ストップ高

配信元:フィスコ
投稿:2019/10/25 16:31
<6722> A&T 1340 +121
一時ストップ高。19年12月期第3四半期累計の営業利益を前年同期比880.6%増の7.70億円と発表。臨床検査機器システムで電解質事業の海外販売やグルコース事業の直接販売、凝固事業のOEM販売がいずれも増加し、利益が拡大した。消費増税前の需要増、韓国や国内の大型案件の増加なども増益に寄与した。消耗品も堅調だった。通期予想は前期比30.4%増の10.10億円で据え置いた。進捗率は76.2%。

<3793> ドリコム 723 +32
一時急伸。20年3月期第2四半期累計の営業損益を従来予想の2.00億円の黒字から3.30億円の黒字(前年同期実績5.78億円の赤字)に上方修正。既存ネイティブゲームタイトルに加え、新たにリリースしたタイトルも好調に推移した。費用が前回予想を下回っていることも利益を押し上げる見通し。通期予想は公表していない。また、一部フロアからの退去に伴い、減損損失約0.53億円を特別損失として計上する。

<7072> インテM 3420 -
公開価格の2.1倍となる4000円で初値を付けた。24日に上場したが、買い注文が殺到し、取引が成立していなかった。事業内容はデータマネジメントプラットフォームやデータ活用コンサルティング。19年9月期の営業利益予想は前期比66.4%増の1.36億円。配信法人数の増加や販管費の伸び抑制で利益拡大を目指す。第3四半期累計の実績は1.43億円で、既に通期予想を上回っている。

<4477> BASE 1333 -
公開価格を6.9%下回る1210円で初値を付けた。主な事業はEコマースプラットフォーム「BASE」やオンライン決済サービス「PAY.JP」の運営など。19年12月期の営業損益予想は5.40億円の赤字(前期実績7.91億円の赤字)。BASE事業、PAY事業のいずれも拡大を見込む一方、人件費やプロモーション費用など販管費が損益を圧迫する見通し。第2四半期累計の実績は1.35億円の赤字だった。

<9691> 両毛システム 1749 -93
朝高後マイナス転換。20年3月期第2四半期累計の営業利益を前年同期比514.6%増の6.66億円と発表。公共事業セグメントで不採算案件の収束による経費削減に加え、消費税増税前の駆け込み需要や改元、法改正等システム改修等が増益に貢献。社会・産業事業セグメントも伸長した。通期予想は前期比5.8%増の7.50億円で据え置いた。進捗率は88.8%に達しており、上方修正への期待が広がった。

<6942> ソフィアHD 1190 +112
大幅高。連結子会社のルナ調剤が人材派遣事業などを行う新会社「アポロン」を設立すると発表している。設立予定日は11月1日。人材不足などが課題となっている調剤薬局やドラッグストアへ薬剤師や調剤薬局事務員を派遣する。また、調剤薬局運営で培った知見をもとに企業などに対するコンサルティング事業も併せて開始し、事業領域を広げる。 <ST>
配信元: フィスコ

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