ETF売買動向＝23日前引け、ｉＳ米リート、大和日経平均が新高値

　23日前場の上場投資信託（ETF）および指数連動証券（ETN）の売買状況は、ETF・ETN合計の売買代金が前営業日比82.2％増の1176億円。うち、日経平均株価に連動するETF（ベアETF・レバレッジETFを含む）20銘柄の売買代金は同85.2％増の1116億円だった。

　個別では日経平均ブル２倍上場投信 <1579> 、ＭＡＸＩＳ高利回りＪリート上場投信 <1660> 、上場ファンドＪリート <1345> 、東証ＲＥＩＴ　ＥＴＦ <2555> 、上場インデックスファンド日経レバレッジ指数 <1358> など27銘柄が新高値。日経平均ベア上場投信 <1580> 、ＮＥＸＴ　日経平均ＶＩ先物 <2035> 、日経平均ベア２倍上場投信 <1360> 、ＮＥＸＴ　日経平均ダブルインバース・インデックス <1357> 、楽天ＥＴＦ－日経ダブルインバース指数連動型 <1459> など6銘柄が新安値をつけた。

　そのほか目立った値動きではＮＥＸＴ　医薬品 <1621> が3.05％高と大幅な上昇。

　一方、サムスンＫＯＤＥＸサムスングループ株証券 <1584> は5.28％安、Ｓ＆ＰＧＳＣＩ商品指数 <1327> は3.48％安と大幅に下落した。

　日経平均株価が8円安となるなか、日経平均に連動するETFでは、ＮＥＸＴ日経平均レバレッジ <1570> が売買代金854億1300万円となり東証全銘柄でトップ。過去5営業日における前引け時点の平均売買代金746億9000万円を大幅に上回る活況となった。

　その他の日経平均ETFではＮＥＸＴ　日経平均ダブルインバース・インデックス <1357> が148億8400万円、日経平均ブル２倍上場投信 <1579> が29億9100万円、楽天ＥＴＦ－日経レバレッジ指数連動型 <1458> が14億8500万円、日経平均ベア２倍上場投信 <1360> が14億円、日経２２５連動型上場投資信託 <1321> が13億5200万円の売買代金となった。

株探ニュース