アジア株 上海株は小幅高、GDP過去最低も想定内との見方、刺激策期待も

著者:MINKABU PRESS
投稿:2019/10/18 11:45
東京時間11:32現在
香港ハンセン指数   26937.65(+89.16 +0.33%)
中国上海総合指数  2984.19(+6.86 +0.23%)
台湾加権指数     11184.14(-2.74 -0.02%)
韓国総合株価指数  2084.92(+6.98 +0.34%)
豪ASX200指数    6653.00(-31.68 -0.47%)

アジア株はまちまち。
上海株は小幅高。17日、クドローNEC委員長は「米中協議には勢いがあり、両国の合意がある。それほど悲観的になるべきではない」と述べた。中国商務省報道官も「米中は次の段階の協議について議論している、進展を期待している」と述べた。
米中進展期待が高まっている一方で、対立懸念も依然としてくすぶっている。
米下院が「香港人権・民主主義法案」を可決したことを受けて、中国外務省、全人代外事委員会は強く非難、報復措置を講じると表明している。
きょう発表された中国第3四半期GDPは前年同期比で+6.0%と前回の+6.2%から鈍化。統計開始以来、過去最低を更新した。ただ、19年の政府目標である6.0~6.5%に収まったため、市場への影響は限定的。また、中国政府による景気刺激策への期待も出ているもよう。
韓国株は0.34%高、起亜自動車や現代自動車など自動車関連が上昇。サムスン電子やLGディスプレイなどハイテク関連も買われている。ムニューシン米財務長官は自動車関税の適用免除を求める韓国の要請について、立場を考慮すると述べた。

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