ＵＭＮが東大と感染症予防ワクチンに関する共同研究を開始

　ＵＭＮファーマ<4585.T>がこの日の取引終了後、東京大学と感染症予防ワクチンの臨床開発にかかるトランスレーショナルリサーチ（橋渡し研究）及び臨床研究に関する共同研究を開始することで合意したと発表した。

　今回合意した共同研究は、ＵＭＮが保有する感染症予防ワクチン候補群における臨床開発の実施に向けて、医科学研究所感染・免疫部門ワクチン科学分野の石井健教授とトランスレーショナルリサーチを実施し、得られた結果を元に、東京大学医科学研究所附属病院で臨床研究または治験を実施するというもの。ＵＭＮでは、開発パイプラインを含む感染症予防ワクチンの臨床開発を実施するにあたって、成功確率を高めるための重要な知見を得ることを期待しているという。なお、研究期間は１９年１０月１５日から２４年３月３１日までで、ＵＭＮは各年度において一定の研究費を東大に拠出するものの、１９年１２月期業績への影響は軽微としている。

出所：MINKABU PRESS