続伸、米中通商協議の前進期待やタンカー攻撃で=NY原油概況

著者:MINKABU PRESS
投稿:2019/10/12 05:49
NY原油先物11月限(WTI)(終値)
1バレル=54.70(+1.15 +2.15%)

 ニューヨーク原油の期近は続伸。終値の前営業日比(速報値)は、期近2限月が1.15~1.22ドル高。その他の限月は0.47ドル安~1.38ドル高。
 
 イラン国営石油(NIOC)の石油タンカーがサウジのジッダ沖でミサイル攻撃を受けたことが中東の緊迫感を高めたほか、米中通商協議の前進期待が相場を押し上げた。一方で、景気見通しの不透明感を背景に、国際エネルギー機関(IEA)は需要見通しを下方修正した。

 時間外取引から11月限は54.87ドルまで堅調に推移。通常取引開始を控えて伸び悩む場面はあったが、その後は買いが盛り返し54.93ドルまで高値を更新した。

MINKABU PRESS

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